口コミ 効果を狙う

2011/12/2

前回号では、口コミ効果の実例をご紹介しました。
今回は、口コミ効果を意図的に狙うことができるかどうかを考えてみた。

具体的に、お手本や資料などがあれば良いのだが・・・そう都合良くあるものではない。
あくまで、仮説の域になってしまうが考えてみた。

商品が市場に投入され、それをユーザーが使う、そして、ユーザーからユーザーへの連鎖反応。
これが口コミだ。良いものは人に奨めたい。人の欲みたいなものも関係している。

前回号の例は、一部地域からの局地的ななケース発注であった。
商品が良ければ・・・なんていう答えもあるが、良い商品は世の中に山ほどある。
しかし全てが口コミされているわけではない。
商品力だけではダメということになる。
派手にSPをしているものはどうか。ユーザーの口コミではなく、TVやWebの媒体力から成る成果である。
SP、商品力これらがダメとなると、もっと深く考える必要がある。

個人的に目を付けた視点が、商品とユーザーの関係性みたいなものである。
数年前に、二十歳そこそこの女性が、メーカーをターゲットに口コミビジネスをしているのを思い出した。
その会社へ、流行らせて欲しい商品を持ち込むと一定のターゲットの間で流行するというものだ。
一定のターゲットとは、女子高生だった。
(説明をすると長くなるので簡単に説明します)
各エリアの女子高生が、商品を使いまくる。これだけで、エリア内のターゲットに流行(口コミ)が起きたという。

これらを踏まえると、ターゲットと商品のマッチング。
これに尽きると思う。

例えば、
スイーツバイキング=甘いもの好きなOL
紅葉狩り=アクティブシニア層
戸建住宅=家を建てようとするファミリー層
ブリキ製の玩具=玩具コレクター
ユーザーは何故その商品に反応するのか。
シンプルに好きだから。これだけだと思う。

まとめてみると・・・
売り出す商品と、購入してもらうターゲットとの関係を明確にして、ターゲットが好きなものをピックアップし、ターゲットがより多く集まる場所・機会を作り込み、そこへ出し惜しみをしない商品投入を行う。
入念な下調べ、針の様な正確さ、局地的な仕掛け、コスト、時間が掛かるため大規模な動きは取れなさそうだが、テストマーケティングなどには活用できそうな気がした。

実際に口コミは気付かないだけで、日常的に起きていると思う。
無意識に流されるのではなく、普段見ない(見えない)部分を大事にしていきたい。



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