バリアブル印刷で効果的にビジネスを促進させるには

バリアブル印刷で効果的にビジネスを促進させるには

バリアブル印刷とは


バリアブル印刷は一般的には聞き慣れない言葉ですから、意味を先に解説しますと、Variable Data Printing、すなわち可変式印刷と呼ばれる印刷技法の事であり、頭文字をとってVDPと呼ばれる事もあります。別名Variable Information Printing、略してVIPとも呼ばれるように、要望がある都度必要な分をプリントアウトするオンデマンドタイプを含めて、ネット上の画像をプリントアウトするデジタルタイプの形態もあります。

印刷業界では通常一度に数100枚単位での一括印刷をしますが、バリアブル印刷は同じ絵柄で宛先だけを個人ユーザーに向けたものにしたり、個々情報をIDやパスワードまたはQRコードにして載せたりといった具合に、ユーザーの要望に合わせて特定ユーザーへ直接発送する形で行われますから、リピートを確実にしつつビジネス拡大をはかりたい場合に最適です。スマートフォンやタブレットによるITの普及に伴い電子メールを使った動的DMにも応用されているように、デジタル系プリントという形は久しい前から応用が進んでいるのです。

一般的なワープロソフトにもこれに近い形で宛先差し替え機能がついていますが、さらに一般家庭用インクジェットプリンターの普及から年賀状を含む挨拶状作成という形で、個人間でも手軽にバリアブルが行われており、実は意外と身近にある技法である事がわかります。すなわち決して最新技法というのではなく、誰でも応用可能で、種類を選ばず比較的身近で行われているものだと言う事ができます。たとえば一度でも宿泊したホテルやショップから誕生日パーティーが送られてくる事があります。これもバリアブルの一種です。一括印刷して発送する通常のDMにはないポイントとして、“貴方にだけ送るきわめて親密な手紙”というように相手に特別感を与える事ができるのです。



バラエティに富んだバリアブル印刷


バリアブルプリントは、とにかく種類が豊富です。宛名印字やシリアルナンバーおよびIDそしてバーコードまたはQRコードや地図といった個人情報の可変はもちろん絵柄や写真画像および見出しやタイトルなど要望に応じてどのような形にも変える事ができます。はがき状のものだけではなくチラシやパンフレットフリーペーパーにいたるまで需要があればどのような形態でも応用可能ですし、画像と印字の組み合わせを工夫すれば可能性は無限大に広がります。

もちろんフォントをも可変可能ですから、ユーザーとの距離がぐんと縮まるのは言うまでもありません。もし可能ならオリジナル画像と組み合わせてのDMもできますから経費を最小限にしてDM効果をあげたいなら可変プリントがおすすめです。こうしたプリントは一般家庭向けのものでも年賀はがきやクリスマスカードなど挨拶状でも応用されていますが、コンサートなどのチケット申し込みやプレゼントもしくは、商品モニターあるいは通販などの注文用返信用はがきなどにも使われています。通常これらのはがきの下欄にある送り先欄は直筆で記入して送る形になっていますが、ユーザーの送り先を事前に印字してあれば、ユーザーに手間をとらせません。

個人情報を保護するために目隠しシールを同封したり、圧着という形にしたりする事もできます。一度ユーザーになってくれたお客様へ個別にバースデーカードを送るといった形も可能ですし、特別感をアップしたいなら手書きフォントにする方法もあります。その他工夫次第でバラエティに富んだアイディアDMが作成できます。



たとえばこんな事もできる


バリアブルは次世代印刷とも言える形ですから、3D印刷にしてみるのもよし、型抜き・圧着・スクラッチ・バリアブルと複数の加工を掛け合わせて、くじやメッセージカードにしてバーコードを添えてもよしで、このままDMにすれば遊び心満載のカードがユーザーの手元へ届けられて、次へつなげる可能性が広がります。お祭りの出店などでこうしたくじを見つけたら、どのような技術が使われているのかをぜひじっくり観察してみてください。どこのショップでも利用されているプリペイド式カードやポイントカードにもバリアブルはもちろん活用されています。

ユーザーのニーズに合わせた商品画像を可変にしてDMしたものは見て知るだけではなく、実益をともなったお役だちDMとして使えますから、お得感が増します。良質の製本ソフトが個人でも手軽に入手できるようになりましたから、同人誌など簡易編集もPCを使って小数部数を家庭でDTPプリントできますが、専門業者の強みは一般家庭では困難な大量のプリントが一括でできる事です。

ですから名刺や名札などをテンプレートと合わせて一括プリントが可能ですし、商品カタログや求人誌およびツアーパンフレット、写真がぞう付き認定証や修了証または免許証などでもこの技術は使われています。なお、業者にデーターのプリントアウトを申し込みたい場合は可変にしたい部分の画像ファイルと宛名名簿のデーターベースを準備する必要があります。