部署・社員紹介 【印刷部】 製造部・下版 製造部・印刷 工程管理部 製造部・加工 製造部・下版 私が担当するデータ処理という工程は、その名の通り、お客様や制作から印刷データをいただき、データに不備が無いかなどを確認し、印刷用のデータに作りかえ、後工程である印刷へ渡す作業が大きな仕事となります。印刷用語で言うと「下版」という工程になります。またその後には「刷版」という作業があり、下版をしたデータを印刷物を刷るための版にします。基本的なデータ処理が担当する仕事は「下版」と「刷版」ですが、これだけだとデスクワークメインのイメージを持たれるかと思います。実際は、机に向かうのと社内を動き回るのは割合的には半々です。 業務の部分ではさらに、「営業支援」「電話対応」もデータ処理部門が担当します。納期や仕様の確認、案件を進める上での必要な情報の収集、いわば営業と現場をつなぐ連絡橋がこのデータ処理にあたります。 「この用紙に銀スクラッチは印刷できるのか」 「これくらいのスペースに1枚1枚違うお客様の宛名を入れられるのか」 「ロットがこれくらいでこういった仕様だと入稿日と納品日はどうなるのか」などなど。 もちろん自社の製品の詳細については把握していなければいけませんが、自分一人で判断できない場合も多々あり、そういった時は他部門に必ず確認をとります。 データ処理部門で心掛けること、それは他部門との情報伝達を密にし、共有をすることです。 とにかく、この「小松総合印刷」は多くの個性的な印刷製品であふれています。でも普通の印刷会社と大きく違うのは、製品ではなく印刷技術を持っているということ。日々、お客様から「こんな仕様はできるのか」といった問い合わせがある度に、「ああすれば出来るんじゃないか、いやこうすれば…」そんな打合せが頻繁に起こっています。型にはまった印刷物だけであれば、下版はつまらないものだと感じていたかも知れません。 めまぐるしく流れる仕事のスピードに何とか食らいついていくことは大変ですが、日々、さまざまな仕様の印刷物を経験するのは非常に新鮮でやりがいがあります。 製造部・印刷 何を目的として仕事をしているか。その仕事の先には何があるのか。誰しもそんな思いを抱く事があると思います。社会人だけではなく、学生の皆さんも同じような考えや疑問を持ち、悩んだ経験があると思います。 入社当時の私は、ただ目の前にある仕事をこなすことに精一杯でした。何の目的もなく、仕事の先には、ただ次の仕事があるだけと、がむしゃらに作業をこなす日々が続いていました。そんなある日、近くの衣料品店で買い物をすると、商品の割引圧着くじが手渡されました。その時に渡された圧着くじは、弊社で作製し、自分が携わった製品でした。周りを見渡すと、笑顔でくじを開けているお客さん、くじを片手に談笑しているカップル。自社製品を中心に、笑顔が広がっていました。仕事の先にあるものは「お客様の笑顔」。私は、この時にそう確信しました。 その日を境に、仕事に対する考え方や目線が、ガラリと変わりました。今までは、失敗しないように、間違えないように、と仕事をしてきたものを、「この品質でお客様は本当に満足してくれるだろうか、笑顔になってくれるだろうか」という目線、考え方で仕事をするようになりました。それ以来、品質も仕事の習得度も上がったように思います。何事も最初は、慣れることで精一杯になりがちですが、少し俯瞰して周りを見渡したり、広い視野で物事を考えれば、モノの本質が見えてくると思います。きっとそれを求めるのが目的となり、また一段上へステップアップする為の足掛かりになると思っています。 工程管理部 私は困難があった時、「堅忍不抜・向上進取~聞こう、語ろう、動こう~」。この精神でのりこえました。辛いこともじっと堪え忍ぶこと。上を、先を目指すこと。目指したことに挑戦すること。成し遂げる努力をすること。 この4つの気持ちが大切だと思います。そしてこの4つを実行するためには、 聞くこと・・・・様々な情報に耳を傾けると、たくさんの道が見えてきます。 皆で語る、コミュニケーションをとること・・・3人寄れば文殊の知恵です。 自ら動くこと・・・行動しなければ何も進みませんよね。この3つの行動を起こすことが大切です。 それっぽいことを書きましたが、もっと単純に言えば、「負けてたまるかよ!」「ギャフンと言わせてやる!」「絶対に成功させる!」「やり切ってみせる!!」そんな気持ちで取り組むことです。負けず嫌いがちょうどいい(笑) それと、“精神安定剤”ですね。人との関わり、趣味、何でもいいです。気持ちを安らかにしてくれるもの。頭をスッキリさせてくれること。我慢しながらも、一時的な気持ちの逃げ道を作っておくことがとても重要だと思います。いわゆるストレス解消です。 ちなみに「堅忍不抜・向上進取~聞こう、語ろう、動こう~」これは私の中学時代の学校の標語なんです。中学生の頃から教わるような簡単なこと、でも重要なことなんです。 みんな、大切な事は子どもの頃に教わっているということですね。 製造部・加工 よく、先輩社員から「何でも興味をもって果敢にチャレンジして欲しい」というような話を聞くことがあると思います。確かにその通りなのですが、今まで興味も関心もなかった物事に急に目を向けることは、出来そうでなかなか出来るものではありません。コツは、身の回りにある物や事柄に「無理やり疑問を持つ」ことだと思います。 「この製品はどんな素材で出来ているのだろう?」とか「どうやって作っているんだろう?」「この製品はどんな人が考えついたんだろう?」と、些細なことでも無理やり疑問を投げかける訓練をしていると、次第に「気づく感性」が育ち、その疑問の答えを「考える癖」が身に付くと思います。この、考える癖・気づく感性がとても重要です。 学校では「教わる・覚える」が主体でしたが、社会に出ると「見つけて、解決する」ことが求められます。また、指示に忠実に従う姿勢も当然求められますが、その先の「仕事を任せられる実力のある社員こそが求められている」ことを常に意識してもらいたいと思います。 TOP