温室効果ガス削減目標「SBT(Science Based Targets)」認定取得のお知らせ~パリ協定「1.5℃目標」水準の削減に向けたコミットメント~
株式会社小松総合印刷(本社:長野県伊那市、代表取締役:小松肇彦)は、この度、2030年に向けた温室効果ガス削減目標を策定し、国際的な気候変動イニシアチブである「SBTi(Science Based Targets initiative)」より、科学的根拠に基づいた目標(SBT:Science Based Targets)としての認定を取得いたしました。
SBTiは、CDP、国連グローバル・コンパクト、WRI(世界資源研究所)、WWF(世界自然保護基金)が共同で運営する国際機関であり、パリ協定が求める水準と整合した温室効果ガス削減目標を企業が設定することを推進しています。
当社が認定を取得した目標は、地球の気温上昇を産業革命前と比べ「1.5℃」に抑えるという、パリ協定で最も野心的な水準に適合しています。
【認定された目標内容】
- 基準年: 2024年
- 目標年: 2030年
- Scope 1・2(自社排出): 温室効果ガス排出量を、2024年度比で42%削減します。
- Scope 3(サプライチェーン排出): 排出量の計測と削減に取り組みます。
※用語解説
- Scope 1: 事業者自らによる温室効果ガスの直接排出(燃料の燃焼、工業プロセス)
- Scope 2: 他社から供給された電気、熱・蒸気の使用に伴う間接排出
- Scope 3: Scope 1、Scope 2以外の事業活動に関わるサプライチェーンの排出
【今後の取り組み】 当社はこれまでも環境負荷の低減に努めてまいりましたが、今回のSBT認定を機に、その取り組みをより一層加速させます。具体的には、生産プロセスにおけるエネルギー効率の向上、再生可能エネルギーの導入検討、およびサプライチェーン全体での環境負荷低減を推進してまいります。
株式会社小松総合印刷は、持続可能な社会の実現(サステナビリティ)に貢献するため、事業活動を通じた気候変動対策に積極的に取り組んでまいります。
以上

