小松総合印刷通信 vol.63

これから印刷会社って何をするの!? 

 

いつも大変お世話になっております。
今回のメルマガ担当、小松総合印刷の矢澤です。

今週の全体会議で印刷会社の利益に関しての資料が共有されました。
資料によると、印刷業界は年々利益率を落としています。
印刷会社の社員として、何年も前から周知されていた事実でしたが、
具体的にグラフの推移を見ると流石に堪えるものがあります・・・
消費行動の変化、ライフスタイルの多様化に伴い、増えるもの、減るものが一目瞭然の昨今です。

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小松総合印刷で増えたもの、減ったものとは?
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■増えたもの
・DM案件全般
 販促の軸をDMへシフトする企業様が増加。
 顧客の購買状況に合わせた、いわゆるone2one DM案件。(一つの販売機会を一人の顧客へ)
  →DMに関することはこちら 
    http://www.ko-ma-tsu.co.jp/directmail/
・バリアブルプリント案件
 スクラッチ内部のユニークコード対応はWEBへのアクセスキーとして活用される。
 DMへ使われるパーソナライズプリント(カラー可変印刷)も増加。
  →くじに関することはこちら 
    http://www.ko-ma-tsu.co.jp/sp_tool/
・大ロット化
 各業界の再編から成る大ロット案件は特にくじ(圧着くじ、スクラッチなど)に多く見られる。
 ロットに伴い版替えも増大しており、4c差替え200種という案件も見受けられる。

■減ったもの
・チラシ・リーフレット関連
 まだまだ数はあるものの小松総合印刷では皆無に近い状態。
 カタログの類はWEBを通じて検索→回覧という流れに。
・帳票類を含む一般印刷
 ネットプリントの出現で、価格や納期の比較が当たり前になる。
 必要最低限の数量でのオーダーが増えた。

結果的に、小松総合印刷では価値のご提供として、
デジタルを絡めたバリアブルプリントに注力しており、
ワンストップ対応での、
デザイン、印刷、印字、区分、発送までの一気通貫体制も強みにしています。
お客様との商談でも、付加価値を求められるケースが決して珍しくありません。

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     商 談 事 例
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※数値、内容は本メルマガ用一部に変更しております

■メーカーA社様
キャンペーンに使うくじを作製したいが、当選賞品の発送も請け負って欲しい。
 くじを作製し、WEBを経由して登録された当選者へ賞品をピッキング発送する。
 くじの中面へユニークなQRコードを印刷してユーザーはQRコードへアクセスすることで
 当選結果を確認し、当選していたらそのままフォームから賞品発送先を登録するものです。
 デザイン+印刷+WEB+ロジスティック対応までの案件でした。
 ここでご提供したメリットは、
  ・登録業務をWEBで一元化
  ・スマホ用の専用LP制作代行
  ・登録者リストを小松総合印刷にて保管管理
  ・賞品のピッキング発送を代行
  ・QRコードのアクセス数からくじの利用率を店舗別、日別にレポーティング
  ・抽選箱などの周辺整備、複数の店舗へ一括納品
如何でしょうか。
印刷会社では、中々対応できなかったパートをカバーすることで、お客様へご提供できるメリットが増えました。
  →ユニークなQRコードに関してはこちら 
    くじパック
     http://www.ko-ma-tsu.co.jp/sp_tool/pack/

■メーカーB社様
顧客とのリレーションを高めたい。
 毎月DMを実施しているが、顧客との接点が取れないとお悩みになっていたので、メアド獲得を視野に入れたDM実施をご提案。
 ユニークなQRコードを宛名と一緒に埋め込みDM発送。
 ユーザーがQRコードからアクセスして、アンケート回答を行うことによってメアドも獲得。(ユーザー入力により)
 アンケートへ回答をすることで、賞品抽選にもエントリーされるという仕組みをご提案。
 結果、メアドを獲得したアドレスに対してパーソナライズメルマガを配信しました。
 マーケティングオートメーション(以降MA)の機能の組み込み、一定の条件を満たしたユーザーへメールがリマインド送信されて、再度訴求できるというものです。
 ここでご提案したメリットは、
  ・メール→DMというMAの流れ(DM→メールもあり)
  ・レポーティング提出による結果検証の仕組み
  ・パーソナライズ化された、メルマガ、LPの実装
  ・DMのデザインから発送までを一括で対応する
紙DMというoff-lineとメルマガというon-lineをMAで繋ぐことで、取りこぼしを軽減させる販促モデルが構築できます。
WEBで見ていた情報と関連したものがDMで届くことで、on-lineユーザー、off-lineユーザーの両方に訴求できるものと考えおります。

冒頭の通り、紙媒体は衰退の一途ですが、紙が持つ魅力も、しかし事実です。
デジタルという世界へのジャンプ台として、紙を活用していくことが、今後の印刷会社にとっての使命です。
小松総合印刷では、紙を活かした販促のご提案としてデジタルとの融合を推奨しております。
デジタルへの有効な入り口として五感(残念ながら味覚はありません・・)へ訴える紙を有効活用してみては如何でしょうか?

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小松総合印刷がご提案できること    
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■DMの最適化
 形状、内容、対象、コスト、納期などから最適なものをご提案。
 カラー可変によるイメージバリアブル、one2one DMの製作。
■くじツールのご相談
 バリアブルプリント対応のスクラッチ、圧着くじにおいての管理進行。
 大ロット案件への納期、コスト対応。
■特殊形状の印刷物
 型抜き+スクラッチ+バリアブルプリントなどの複合製品。
 B2ポスターなどの大判バリアブルプリント製品。

最後まで、お読みいただき、誠にありがとうございます。
社員一同、ご相談、お問合せをお待ちしております。

 

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