偽造防止印刷とはTOP
偽造防止印刷とは、コピー・複製による偽造を防止するために、特殊な加工を施す印刷です。主に、商品券・プレミアム商品券やチケットなどの用途に、偽造防止印刷が使われています。
偽造防止印刷の技術には、コピーガードやOPニスなどさまざま工夫があり、用途に応じて加工できます。
キラキラした見た目を実現する箔押し、コピーすると文字が潰れて判読できなくなるマイクロ文字など、様々な方法があります。
偽造防止印刷の種類についてTOP
Go to イートキャンペーン用のプレミアム付き食事券、地域振興券や商品券、チケット等、各種金券に関しては偽造防止加工をしていないと、コピー機で簡単に複写されたものが出回るリスクが生じてしまいます。
ここでは商品券を例に、弊社の偽造防止の印刷をいくつかご紹介いたします。
地域振興券等の金券だけでなく、入場チケット、割引クーポン等にもご活用ください。
プレミアム商品券紹介ページはこちら
https://www.ko-ma-tsu.co.jp/special/ticket_book/
❶「コピーガード」を使った偽造防止印刷
コピーガード印刷を施した部分は、コピー機等でコピーすると文字(COPY)が浮き出ます。
肉眼で判別しやすく、偽造抑止の牽制効果もございます。
❷「OPニス」を使った偽造防止印刷
光沢のあるニスを印刷しています。光にかざすと文字が浮き出て見えます。OPニスの光沢はコピー機やプリンターでは再現できないため、偽造防止に有効です。
❸「擬似エンボス」を使った偽造防止印刷
擬似エンボス印刷は、偽造防止用に凹凸の模様を印刷することで、視覚的・触覚的に偽造を防止します。こちらもコピー機等でコピーすると凹凸までは再現できませんので、触れば偽物を判別することが可能です。
❹「銀インク」を使った偽造防止印刷
光沢のある銀インクを印刷します。銀インクの光沢はコピー機やプリンターでは再現できないため、偽造防止に有効です。また、銀部分に透かしを印刷することも可能です。
❺「白インク」を使った偽造防止印刷
見る角度によっては肉眼では判別しにくい白インクを印刷します。白インクで印刷した部分にブラックライトをかざすと文字が浮かび上がります。
その他、偽造防止に役立つ印刷について
商品券等にはバリアブル(可変)印刷のナンバリングやバーコード(QR含む)の印字をすることが多くあります。こちらは偽造防止というよりも、その後の集計業務等に役立てるという意味合いが強いかと思います。ナンバリングやバーコード(QR含む)の印字に関しても実績多数ございますので、お気軽にお問い合わせください。
くじでおなじみの銀スクラッチ/ダストフリースクラッチも偽造防止の効果はございます。共に特殊なインキを使っておりコピー機では再現出来ないためです。比較的低コストで実装可能です。
また、ホログラムや箔の対応も可能ですので、お気軽にご相談ください。
印刷だけでなく製本やミシン入れなどの後加工も承ります。
弊社にはオフセット印刷機とオンデマンド機がありますので、様々なロットへの対応が可能です。
印刷以外の偽造防止の手法としては、予め偽造防止策が施されたセキュリティ用紙を使うという方法もございます。
各社から様々なセキュリティ用紙が発表されておりますが、主なセキュリティ用紙に関しては弊社設備での印刷の実績がございます。
製造工程上での金券管理について
印刷や製造の工程で出てしまった「ヤレ」と呼ばれるNG用紙の処分に際しては、必要に応じて廃棄証明書の発行が可能です。ご要望の処分法がございましたら申し付けください。
サンプルについて
各種偽造防止印刷に関してはサンプルをご用意しておりますのでお気軽にお問い合わせください。コスト等のリクエストに合わせてご提案させていただきます。偽造防止印刷に関してのお問い合わせは以下窓口からお願いいたします。
偽造防止用紙と組み合わせてさらにセキュリティアップTOP
偽造防止用紙は、契約書や機密文章等の重要書類のセキュリティを保護するために使用される用紙です。これらの用紙には、コピー機やレーザープリンタ、スキャナ等で複製しにくい特殊な印刷技術が用いられており、複製や改ざんを抑止、防ぐ効果があります。
弊社ではご要望に合わせた偽造防止技術を施した用紙の生産、販売を行っております。
小松総合印刷でご提供できる偽造防止技術TOP
ブラックライトインキ印刷
ブラックライトに反応して光るインキで印刷します。ブラックライト無しでは見えないインキですので、デザインに影響を与えずに偽造防止効果を追加することができます。ブラックライトを当てると光り、浮き出て見えます。
隠し文字印刷(コピーガード印刷)
人間の目には識別しにくい大きさのアミ点や細線を組み合わせ、「コピー」や「複写」などの文字を印刷します。原本では見えにくいのですが、コピーを撮ると「コピー」や「複写」などの隠し文字が浮かび上がります。
透かし印刷(OPニス印刷)
特殊なインキでマークやロゴ等を印刷します。正面からは見えませんが、角度を変えて見たり(偏光効果)、光に透かして見たり(透かし効果)すると、印刷内容が確認できます。
マイクロ文字印刷(マイクロプリント)
肉眼では見えないレベルまで文字や図形を細かく印刷します。マイクロ文字(マイクロプリント)をコピーすると、文字が潰れて判読できなくなり、偽造品と判定することが可能になります。
疑似エンボス
擬似エンボス印刷は、偽造防止用に凹凸の模様を浮き出るように印刷することで、視覚的・触覚的に偽造を防止します。こちらもコピー機等でコピーすると凹凸までは再現できませんので、触れば偽物を判別することが可能です。
銀インキ
光沢のある銀インクを印刷します。銀インクの光沢はコピー機やプリンターでは再現できないため、偽造防止に有効です。また、銀部分に透かしや地紋を印刷することも可能です。
小松総合印刷では様々な偽造防止技術の印刷を施した用紙を生産、販売しております。
各技術の詳細は偽造防止印刷のページをご覧ください。
偽造防止用紙の活用事例TOP
偽造防止用紙は、紙幣、商品券、証明書、チケットなど、さまざまな場面で活用されています。ここでは、具体的な活用例をいくつか紹介します。
官公庁・自治体
官公庁や自治体では、証明書の不正利用や改ざんを防止するために、各種証明書などの重要書類に偽造防止用紙が用いられます。
- 紙幣
- 保険加入証明書
- 債権保証書
…など
学校
- 在学証明書
- 成績証明書
- 卒業証明書
…など
製造業
製造業では、情報漏洩や不正競争を防ぐために、設計図面用紙や技術資料などの企業秘密を含む書類に偽造防止用紙が用いられています。
イベント・コンサート
イベントやチケット販売業界では、転売や不正利用を防止するため、チケットや商品券、クーポン券などに偽造防止用紙が利用されています。
偽造防止用紙の費用・料金についてTOP
偽造防止用紙の費用・料金は、目的や部数、偽造防止用紙の種類、特殊印刷方法により大きく異なります。そのため、まずはどのような目的で使用したいのかご相談ください。
偽造防止用紙の必要性、需要は高まっていますTOP
電子化やペーパーレス化が進む中でも、偽造防止用紙の需要は高まっています。特に、金融機関や官公庁など、セキュリティが重要な業界では、偽造防止用紙の活用が広がっています。
今後も、偽造防止用紙の技術は進化し続けることが予想されます。例えば、ホログラム加工や特殊なインクを用いた印刷技術が開発されることで、より高度なセキュリティ機能が実現されるでしょう。セキュリティ機能は電子データ等で求められることが多いですが、同様に紙においてもセキュリティを確保する新しい技術が必要とされています。
偽造防止印刷・用紙は小松総合印刷にご相談ください!TOP
小松総合印刷では、さまざまな偽造防止印刷・用紙をご用意しております。デザインから、印刷、配送・発送の手配まで、トータルで対応いたします。
偽造防止印刷・用紙はぜひ小松総合印刷へご相談ください!